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さて、世界を騒然とさせているドバイ発の金融不安。
情報が錯綜し、混乱の度合いが深まるばかりである。
そこで、一旦ここで錯綜している情報を整理し、現状がどうなっているのかまとめてみたい。
まず、問題となっている債務の規模は 590億ドル(約5兆1100億円)。
また、ドバイ全体の債務は 800億ドルである。
その約半分を保有しているのが、欧州の金融機関と言うことである。
その欧州系金融機関だが、「影響は限定的である」など、相次いで火消し発言を発表している。
渦中の国営ファンド・ドバイワールドに融資しているのは、
●三菱東京UFJ
●三井住友
●カリヨン
●HSBC
●ING
●ロイズ・バンキング・グループ
●ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
●ゴールドマン・サックス
など、合計50社だという。
そのうち、融資規模が大きいのがRBSとHSCBである。
RBSがとりまとめた協調融資は 約23億ドル。
HSBCは、アラブ首長国連邦(UAE)に 170億ドルの融資 をしているという。
また、ドバイで建設業務を受注している日本の大手建設企業は、「支払い延期の要請はまだ届いていない」「まだ確認が取れない」といった状態のようである。
さらに、ドバイが抱える債務には、簿外のものが多くある と指摘する専門家もいる。
つまり、これから実体が明らかになるにつれ、債務の規模が膨れあがる可能性があるわけである。
取り急ぎ、ドバイ発金融不安について、現時点における情報を整理し、お届けした次第である。
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